アニメオタク、ゲームオタク、鉄道オタク、アイドルオタク…世の中にはたくさんのオタクがありますが、オタク=嫌われる理由になってしまうと考えて自分の好きなオタク趣味をなかなか周囲に公言できず肩身の狭い思いをしているオタクの方も多数いらっしゃると思います。
今回は、『オタク=嫌われる理由』というのは実は間違った先入観でしかなく、本当の嫌われる理由は別にあるということ。そして、俗に言う”キモオタ”と健全なオタクとの違いは一体何なのかということを解説していきます。
実はオタクの人が本当に考えるべきは、自分のオタク趣味をいかに周囲に知られないようにするかではなく、相手と気持ちのいいコミュニケーションを取ることが出来れば嫌われる理由もない、だから気持ちのいいコミュニケーションをする為に気をつけるべきことは何なのか、ということです。
この記事のおしながき
『アニメ・ゲームオタク=嫌われる』は間違った先入観
オタクだということが周囲に知られると、白い目で見られたり、嫌われて避けられちゃうんじゃないかと不安で自分がオタクであることを隠しているって方もまだたくさん居るかと思います。特にアニメやゲームといったジャンルのオタクの方は日頃から気を遣っているんじゃないかと。
ただ、実際は少し違います。
僕は周囲の友人やバイト先の仲間にもアニメやゲームが好きってことは特に隠すこともなく普通に言っていますが、それが理由で嫌われたり避けられりということはありません。むしろ、基本的には仲良く良好な関係を築くことが出来ています。つまり、嫌われる理由はオタクとは別のところに原因があるということです。
とはいえ、オタクというだけで嫌ったり避けたりする人が一定数居ることもまた事実です。
僕の持論ですが、そういう人に嫌われてしまうのはもう仕方がないと割り切るほかないと考えています。
これは単純に「ただオタクだから」という理由で人のことを嫌いになるような人とは関係を続けてもあまり自分にも相手にも良い影響はない上に生きづらいんじゃないかということもあるし、もしくはその人が過去にオタクに嫌なことをされたとか何か嫌な思いをしたとか、単純な好みだとか、僕たちには干渉できないケースだと考えられるからです。
あとは、相手がアニメやゲームがあまり好きじゃないのであれば、その話をしなければいいだけです。万が一嫌われてしまったとしても、その後の時間の経過によってあなたのオタク以外の側面を見ていく中で、徐々に関係が良好になることも十分に考えられます。
つまり、「オタク=嫌われる」というのは単なる先入観に過ぎないということです。職場の同僚でも男性女性問わず、アニメが好きで毎週見たりブルーレイ買った!って人も居ればゲームが好きで昨日出た新作買って夜更かししちゃったって人もいます。つまるところ、冷静に考えてみると嫌われる理由はオタクであることよりも、一人の人間としての立ち居振る舞いなどに何かしらの問題があるケースが多いんです。
柏原ケイ
自分の趣味の世間での評価よりも、まず抑えるべきポイントは『そもそも、人の好き嫌いや合う合わないは一人の人間同士のコミュニケーション』であるということです。
コミュニケーションに問題があれば、避けられたり嫌われるというのはごく自然なことですからね…!
『”オタク”が嫌われる理由』ではなく、
『”嫌われるオタク”の原因や特徴』を考えよう。
ひとまず、「オタク=嫌われる理由」ではないことは理解頂けたかと思います。例えオタクであっても、周囲と良好な人間関係を築いている人は確かにいるわけです。僕も所謂オタクにあたる側の人間ですが、第一線で活躍しているビジネス仲間や、周囲の会社員として活躍する友人とも仲良く楽しい関係を築けています。
では、どこに問題があるのかと考えた時に、”一人の人間としても立ち居振る舞い”などに嫌われるオタクの原因や特徴があると考えられるわけです。とはいえ、これはオタクの人にありがちなだけで、オタクじゃない人で人間関係がうまくいっていない人の特徴とも共通している部分は多々あります。要は割合の問題なんですね。
というわけで少し話題が逸れましたが、ここからはその特徴を挙げていきますのでセルフチェック項目としても使ってみてくださいw
《アニメ・ゲーム(自分の趣味)の話しかしない、世間話などが出来ない》
嫌われる理由として、おそらく1番多いであろう理由がコレです。
好きなアニメやゲームの話は水を得た魚のようにめちゃくちゃ喋るけど、相手に世間話や趣味などについての話に共感することが出来ない、或いはまともに話を聞こうとしない、というようなケース。これはアニメやゲームの話題がマズいのではなく、単純にコミュニケーションのとり方としてNGですよね。
相手もこちらと同じ熱量で好きな場合は話が盛り上がりますが、そんなケースは正直ごく稀です。今月出たスタバの新メニューの話題とか、最近出て話題の本とか、超人気なパンケーキのお店とか、ぶっちゃけ初耳だ!ってことでも興味を示すことは誰にでも出来るので、しっかり相手の話を聞いて出来る範囲で共感や興味を示すことを意識しましょう。
そして、相手の好きなモノや趣味などがわかれば、暇な時にちょっと検索して調べるだけでも、どういうモノなのかとか有名な話とかはいっぱい出てきます。そういうレベルで、とりあえず触れることをしておけば、詳しい話はまた次の機会に相手から聞けばいいですからね。
そういったキャッチボールが出来ない状態を客観的に見ると「片方が一方的に相手がわからない話を続けている」という構図が出来上がってしまいます。キャッチボールで、片方が10球も20球も投げても当然受ける側はてんやわんやしてしまいます。
《一般的な趣味がない、または理解がない》
一般的な、と言うと少し語弊がありますが、今ではアニメやゲームも一般的な趣味の領域に入ってきていると僕は感じています。ここで言うところの一般的な趣味は、読書とか音楽や映画鑑賞とかスポーツとか、そういうレベルの趣味のことですね。
先ほどの話にも共通することがありますが、アニメやゲーム以外に自分の好きなことや趣味がなかったり、理解が無かったりというケースです。
「もうアニメやゲーム以外には全く興味なし!その他のことは一切わからない!」これだと人間関係がうまくいかないとかじゃなく、普通に社会で生きていく上で相当に息苦しい。
僕の場合は、楽器(ドラム)は高校時代から細々とですが叩いてて、毎日好きな音楽を聴いたり、野球やサッカーとか球技が好きだったり、一般的と言ってもいい趣味がいくつかあります。もし今そういった趣味がないのであれば、これを機にとりあえず何か始めてみましょう!
《単純に空気が読めない、TPOを弁えない》
次はこれ。空気が読めない。
例えば、みんなでカラオケに行った時にコッテコテのアニソンを選曲!約4分間、みんなの頭の上に「?」が浮かび続ける!そんな恐ろしい状況を創り出してしまう。この記事を読んでいる方の中には自他含めて心当たりがある方も多いかもしれませんね。笑
アニソンを入れるにしても、ワンピース・NARUTO・鋼の錬金術師・銀魂とか、アーティストで言えばポルノグラフィティ・L’Arc~en~Ciel・ASIAN KUNG-FU GENERATION・NICO Touches the Walls・YUKI・宇多田ヒカルとか、一般人にもわかるし有名なアニソンはいっぱいあります。好みの合う少人数の集まりならまだしも、そもそも『いろいろな人が集まっている中で自分の好み全開の選曲をする』というのはリスクが大きい行為です。
あとは、全然別の話をしているところにいきなり自分のオタク話を始めてしまうとかなんてもうご法度もいいところです。そういったことを繰り返していれば、人が離れていくのは至極当然のことです。
これはオタク話に限ったことではないですが、TPOを弁えるのは一人の人間としてごく普通のことです。そこは”オタクだから”ではなく一人の人間として最低限の配慮は必要ですね。
《一言で言うと、自分のことを押し付けてしまっている》
色々と具体例を含めて、嫌われるオタクの原因や理由を紹介しました。
これらを一言でまとめるなら『自分のことを相手に押し付けるコミュニケーションを取ってしまっている』ということ。
平たく言えば、コミュニケーションが独りよがりになってしまっているわけです。
これが嫌われるオタクの最大の原因であり理由。嫌われている人の特徴を見ていると、本当にコレが当てはまる人が多いです。
いくらここ数年で世間一般にアニメなどサブカルチャーが認知されて来たとはいえ、まだ常識というレベルには程遠いということも、しっかりと僕たちオタク側は認識していなければいけません。
コミュニケーションとは、言わば相手への気遣いや配慮、思いやりが表面化したモノ。パーソナルな自分の趣味趣向を押し付けるコミュニケーションでは、うまくいくはずの関係も悪化してしまいますからね。
『オタク』と『キモオタ』の違いって?
”オタク”と比較して時折並べられることがある”キモオタ”。
オタクとの違いは一体何なのかというポイントを抑えて、キモオタになってしまわないように今から注意していきましょう。
《不潔》
これはもう代表例というか、代名詞と言っても過言ではないかもしれません。笑
よく不潔な人の画像やイラストなどの例で挙げられる人物像がキモオタっぽい人だったりします。これについては言うまでもないので、詳しくは省きます。
《ファッションなど身だしなみに配慮がない》
不潔まではいかないまでも、明らかに服装がダサかったり髪型が変だったり、そういった身だしなみの水準が低い人はオタク同士の中でも避けられがちです。
オタクに見えないような服装や身だしなみを目標にするといいですね。具体的には、ネット通販やショッピングモールなどで自分の好きなファッションブランドを1つでも探して、セットアップを購入すれば間違いはないでしょう。
《なぜか我が物顔で語る》
自分の好きなアニメ作品やゲームが世の中でヒットしたり評価された時に、なぜか「いかにも自分が評価されたかのように」ドヤ顔をしてしまう人がいます。ガキ使のOUTが脳内再生されるようです。
こうなる理由もだいたい検討はついていて、普段肩身が狭い思いをしている分、それが世間に認められたことで「やっと堂々と話せる!!」と気持ちが昂ぶってしまう、という感じかと思います。
総括:本当の嫌われる理由はコミュニケーションや立ち居振る舞いに何らかの問題がある
どうでしたか?あてはまったり心当たりのある項目はあったでしょうか。
僕がこの記事を通して伝えたかったのは、オタクであろうがなかろうが嫌われる人は嫌われるし好かれる人は好かれる、ということです。オタクだから嫌われる…というのは言ってしまえば嫌われてしまう言い訳なんですよね。
一昔前と違って、今ではアニメコンテンツやゲームも認知度はかなり上がっているし、基本的なコミュニケーションに問題が無ければ嫌われることはそうそう無いはずです。友達に紹介出来ないような人と仲良くなりたいかって言われるとNOですよね。不安がある人はそれを基準にしてもいいですね。
柏原ケイ
僕もアニメは好きで見るし、アニソンも聴くし、ゲームも好きだし、たまに知り合いのお手伝いで有志のサークルイベントに出向いたりもします。でも、それがきっかけで仲良くなることはあっても、人間関係が悪化したことはありません。
守備範囲外の話題が出てきたら、相手に質問して聞いてみたり、その場で調べたり。そうしていれば自然と話は盛り上がります。
とりあえず、知らないことも含めて色々な情報に触れてみるということは人生を生きていく上でも非常に大切なことです。
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