Profile

 

Author:柏原ケイ(かしわばら けい)

奈良県出身の1991年生まれ。

アニメが好きで、時にはドラムを叩いたりもする自由なWebコンサルタント。

主なシゴト

  • ブログメディア『Rise for Desire』運営
  • Webメディアビジネスコンサルティング

『人生の下剋上』

これを自分のコアテーマとして、PC1台で会社に雇われない自由な生き方を実現する方法を発信中。

 

個人でブログメディアを副業で運営し、運営開始から数ヶ月で月収5万円を超え、2017年6月には月収10万円を突破。

個人が輝ける今の時代のインターネットを活用して給料以外の新たな収入源を構築中。

現在は主に”ブログメディア運営”をする傍ら”個人向けブログ運営コンサルタント”として自由で心から楽しめるライフスタイルの構築に注力しています。

プロローグ

とある田舎に小・中学校と典型的ないじめられっ子の男の子がいました。

その男の子は、大学を卒業して就職してからも上司のいじめ(パワハラ)を受けることに。

そんな状況が続いてうつ病の一歩手前の適応障害になってしまい、人生のどん底へ。

そんな人生の谷底に居た1人の田舎男児がインターネットを通じてネットビジネス起業家と出会い、これをきっかけに会社を辞めることを目標に起業し、新たな収入源を構築。

雇われの会社員であることを辞め、今ではゆる〜くアルバイトをしながら会社員時代の”接待ご機嫌取り飲み会”とは真逆の、価値観の合う起業家仲間など親しい友人と遊んだり盃を交わす自分にとって楽しい自分から行きたいと思える集まりにだけ参加するという、会社員時代とは正反対のストレスフリーなライフスタイルを手に入れるまでのストーリーです。

東京に憧れた田舎者の元いじめられっ子

僕は、子供の頃は性格がかなり内向的で大人しい子供でした。

当時の友達に会うと別人みたいと驚かれます。笑

まぁ当時はその性格が災いして、小学校から中学校にかけて僕はいじめられっ子としてのクソくらえスクールライフを送っていました。

とにかく嫌がらせをされるのが嫌だったので関わらないようにして避けていたんですけど、イジメっていうのは定期的にわざわざ向こうからちょっかいをかけてくるんですよね〜。

僕も今のまま昔にタイムリープ出来れば「鬱陶しいからやめてね?(ニッコリ)」って言うんですけど、当時の僕ではなかなか言えなかった。笑

 

案の定先生もクラスメイトも見て見ぬふりが多かった。

一部の仲が良い友達と居る時は止めてくれたりして、本当にあの頃の僕にとっては仮面ライダーやウルトラマンよりも頼りになるヒーローでした。

というか、今思えば他の人と居る時にもわざわざ嫌がらせしてくるそのメンタルの強さに脱帽モノです。

 

その後は高校・大学と地元から通っていましたが、地元に対してネガティブなイメージが出来てしまった僕は人間関係も一度リセットしたいと考えて東京に上京することを決意しました。

待っていたのは厳しい現実・・・

その後就職活動を経てWebサービス企業に内定をもらい、上京することに成功。

入社して1ヶ月ほど経過した頃、翌月から営業チームへの配属が決まりました。

なぜか教育担当もおらず、ろくな研修もなく、正直全く営業として受注出来るイメージがありませんでした。

今思えばほんとありえない会社でしたね。笑

 

内心は不安に思いながらも、というか不安しかなかったけど!笑

少しでも貢献できればと思いながらそのままチームへ配属になりました。

 

でも、その配属こそが僕にとっての真の地獄の始まりでした……

 

僕が配属となった部署の上司のマネージャーは、バリバリの体育会系のオラオラタイプ。

いつも何かと武勇伝を自慢げに語るような僕の超絶苦手とするタイプでした。「昨日逆ナンされたわー」とか心底どうでもいい

でも仕事上どうやっても避けることも出来ないし、幸いにも話を合わせれば人当たりは良い方だったのであくまで仕事上の関係ということで業務中だけ適当に話を合わせたりして凌ぐことにしました。

 

チームに配属されて1ヶ月ほど経過した頃、僕はその月の売上ノルマを達成出来ず、マネージャーから呼び出されてこんなことを言われました。

「なんでできないの?」

「お前が達成出来なかったことでチームの皆に迷惑がかかる」

「来月は必ず達成しろ」

「これからどうすんの?」

「俺はリーダーでもちゃんと数字出してるぞ?」

まぁ確かに言ってることは間違ってないですよね。

そして僕は心の中でこう思うわけです。

『oO(いや、マネジメントするのがあなたの仕事なんじゃないのか…?)』

あーだこーだーと上司が言っているのを聞いていると、いじめられっ子だった頃の感覚でなんとなく察します。

『この人は僕のことが嫌いなんだなぁ。』

「来月は絶対数字出せ」とだけ言われても全くロジックもないし、ぶっちゃけろくな教育も受けていない僕からすれば具体的にどうすればいいのかわかりません。笑

その後も結局具体的なアドバイスは一切無かったので、僕なりにPDCAを回しながらやったものの翌月もまぁ目標売上を達成出来ませんでした。(;´Д`)

その後また呼び出され(以下略)

 

会社のノウハウもろくに教えてもらえず

ダメだったら上司に詰められ

もはや指導なんてものではなく日常的にイジメを受け続けた僕のメンタルは半年後にはもうボロボロでした。

 

その後も、まるで崖っぷちになんとか捕まっている僕の手をガンガンと蹴りつけるようにパワハラは続きます。

それでも僕は親にも友達にも心配をかけたくないという思いからなんとか頑張ろうと最後の気力を振り絞って、なんとかその上司に気に入られようとしました。

 

まずは普段話している内容から好きそうなニュースを見て話題に出してみました。

上司「そんなことよりも数字取れてんの?」

『うーん、これはダメか〜…』

だったら積極的に自分から質問をしに行こう!

上司「なんでそんなこともわからないの?」

『くっ…!教えを請うことすら許されないとは…!マネージャーとは一体…!?』

じゃあ今度はと、いつも「昨日は俺帰ったの○時だわ〜」と言っていたので、終業後一番遅くまで残って残業して頑張ってるフリを「チラッチラッ」と見せびらかしてみる。

上司「じゃ、鍵渡すからあとよろしく。鍵持ってるから明日一番早く来いよ」

『なぜそうなる〜〜!?というか一言もなしか〜い!!』

そんな感じでその他にも数ヶ月間に渡って思いつく限りのことをやりましたが、全部だめでした。(よくやったな自分…)

むしろ公開処刑(他の皆も居るフロアで詰められたり)されるようになり、パワハラはエスカレートするばかりでした。

 

さすがにこのままではダメだと思い、フロア全体の管理者である取締役に

『なんとか他の部署に配属を変えてください』

と状況も踏まえて要望を出しました。

でもそれも受け入れてもらえず。

配属部署が変わらなければ当然それからもそんな状況が続くことに。

 

そしてある日の朝、遂に限界が訪れます。

起床 → 会社に行く準備を始める → 気分が悪くなり吐き気が… →以下ループ

精神的にも身体的にも疲れ果ててしまった当時の僕。

遂に精神を病んでしまい、晴れて”適応障害”になりました!!!(全く笑えなーい)

そんな状態で出社なんて到底出来ずそのまま休職に入り、休職2ヶ月目に会社都合になると都合が悪かったんでしょうね。自己退社を半ば強引に勧められ、その会社を退職することになりました。最後の最後まで本当にク○みたいな会社でした本当にありがとうございました

会社員に絶望して、1つの希望と出会い人生の転機を迎える

僕はその後の約1年間、全く働く気になれませんでした。空白の1年間の始まりです。

『どうせまた働いても辛い思いをするだけだし…』

『でも、このまま会社員として働いていけないなら生活できないし…何かやらないと…』

何かやらないと…とは思いながらも行動を起こす気力すら湧かなかったんです。

この時知ったことで1番驚いたのが「気付いたら1年経ってた」んですよ。

僕の貴重な若者時代の1年が水の泡…精神病の本当の恐ろさを体感しました。

 

通院しながら少し症状が改善されてきてパソコンに向かってネットサーフィンをしていたある日のことでした。

『そういや”ネットビジネス”って聞いたことあるけど、自分で生きていけるくらい稼げるものなのかな…?』

ふとそんなことを思いついて、藁にもすがる思いで「ネットビジネス」と検索しました。

 

出てきた記事を読んでいると、「アフィリエイト」というワードがたくさん出てきたので主流はアフィリエイトっていうもので、どうやらその中でも「トレンドアフィリエイト」っていうものが良さそうだということをいくつか記事を読んで知ります。

そう、当時の僕は本当に何も知らない初心者だったんですよ。笑

そうして「ネットビジネス トレンドアフィリエイト」と検索して、とある起業家のブログが出てきました。

 

『めっちゃサイトおしゃれやなぁ!実績も数百万円の数字が並んでいてなんか凄そうやなこの人…』

そしてそのままメルマガに登録しました。

その後配信されるメールを読んでいると、そこには名もなき個人がPC1台で自由に生きることが出来るということをその身で体現しながら、今度はより多くの人を自由にするべく立ち上がろうとしている個人の姿がありました。

当時の僕にはその姿がとても眩しく見えたんです。

気づけば、暇があればGmailのメールボックスの更新ボタンを押してたくらい送られてくるメールを読むことが当時の僕にとって唯一の楽しみになってました。笑

長い長い、ブラックホールのような暗闇からやっと抜け出せそうな光を見つけた瞬間でした。

 

ある日、僕はその起業家のメルマガにこんな内容の返信をしました。

『僕は上司のパワハラで適応障害になってしまい、会社で働くこの無料メルマガの内容だけでも10万、30万と収入を得られるものなのでしょうか。』

今の僕からすれば絶対送らないような内容ですが、当時の僕はまだ通院をしていてそんなことを普通に送ってしまうような精神状態でした。

返信すら来なくても全然おかしくない内容です。

 

でも、その起業家の方は違いました。

そんな僕の返す価値もないようなメールに、返信をくれるどころか、真摯に真面目に返信をしてくれまたんです。

返信の内容はこうでした。

『不可能ではないけれど、独学で教科書を読むだけで東大に合格するのは現実的に難しい。それと同じで1人で暗中模索するよりも、スペシャリストに習ったほうが確実に速いし、実際に自分もそうしてきました。どんなルートを選ぶのかは自分次第だけど、一度しかない人生です。くだらない上司なんかにかまっている暇はないですよ!

この言葉を読んだ時、ずっと暗い部屋に閉じこもったままだった僕の気持ちが一気にブワァッと晴れた気がしました。

『そうか、自分で選んでいいんだ。』

そして、僕はたまたまそのタイミングで募集がされていたその起業家のビジネスコミュニティにも運命的なものを感じてそのまま参加を決意し、その起業家は僕にとって、とある起業家からかけがえのないメンターになりました。

自分なりにもがいたその先に

こうしてその後の僕は順調に成果を収めてめでたしめでたし!

 

…とはいきませんでした。

 

完全初心者だった僕はまず「アドセンスブログ運営」から実践することに。

僕がその起業家コミュニティに参加し、数ヶ月が経った頃。

周囲の同じタイミングでスタートした仲間達は続々とブログ運営で成果を上げている中、僕はまだ思うように成果が上げられずにいました。

成果を出した人と同じようなところに目をつけてはいても、あと一歩が足りず自分は成果に繋がらない。

『あぁ…自分はここでも落ちこぼれなのか…』

同じ環境で同じことを学んでいるはずなのに、自分は結果が出ない。

記事を書く作業をしていても

『どうせこれもまたダメなんだろうなぁ…』

ネガティブ思考爆発。

やがてブログの記事更新も1日3記事から2記事、1記事と減っていき、0記事の日も出てきました。

 

いつもは書かないようなジャンルを書いてみたり、他の人がやっていることをマネてみたり、思いつく限りのことを試したりしました。

そして、結果が出ないまま気付けば1年間のコンサルティング期間も残り1ヶ月。

『このまま何も出来ずに終わるのだけは嫌だ…!!』

そう思った僕はなんとか結果を残す為に、しっかり自分の意図をメンターに伝え、それに対してアドバイスをもらうという形で質問をしながら間違った思考を1つずつ修正していくことを始めました。

『なぜあの人は成果が出たのか』

『メンターだったらどういうところに目をつけるのか』

『自分に足りないものは何なのか』

メンターにしっかりと意図を伝えた上でもらうアドバイスの効果は急速に成長していく自分を肌で感じられるほど絶大でした。

僕が今まで試行錯誤してきた点と点が1本の線で繋がっていく。

あの時の感覚はまさに『覚醒』したような感覚でした。

アドバイスを受けて、やることがほぼ上手くいく。完全に歯車が噛み合った無双モードでした。

 

そうして僕は課題を1つ1つクリアしながら、その月は1万円だった月収も3万円…5万円…7万円…と日に日に上がっていきました。

そして当時参加していたコミュニティ最終日の残り2時間を切った頃…

 

月収10万円を突破!!

 

すると仲間から瞬く間に「おめでとう!!」というメッセージがたくさん送られてきたんです。

『あぁ、これが本当の仲間なんだ…今までやってきたことは無駄じゃなかったんだ…!!』

それが実感出来た瞬間、自然と涙が出ていました。

すべての始まりは『環境を変えた』こと。

これは比較的最近の話になるんですが、メンターと懇親会の席で話をしていた時のことです。

「普通ならほとんどの人があそこで諦めてしまうのに、よく続けたね。」

こんな言葉をもらいました。

『続けてきてよかった。』

その時、強くそう思いました。

 

周囲が成果を出しているのに自分はなかなか成果が出ない、典型的な挫折パターンです。笑

僕の中にも、成果が出なかったらこの先どうなるんだろうって不安も勿論ありました。

 

でも、僕がこれまで継続出来た1番の理由は未来への不安ではありません。

それは”続けることが当たり前の環境に居たから”です。

今自分と同じことを学んでいる人たちが当たり前のように結果を出している。

それは、裏を返せば自分が学んでいることが間違っていないという証明なんです。

誰だって1人だけじゃ限界がある。

トレンドアフィリエイト、記事、本文、例文

じゃあとにかく続けてればいいことあるよ!っていうのもナンセンスです。

僕は成果も出してますが、もし1人で起業していたら確実に挫折していたでしょう。

 

1人で作業をしていたら、今の自分がどの地点にいて正しい道を進んでいるのかすらわからない。

きっと今やっている作業が何のためにやっているのかすらわからなくなっていたと思います。

そんな状況の中でも努力を続けられる人っていうのは極稀です。

そういう人は1人で勝手に成功しているタイプの、いわゆる”特別な人”。

僕たちみたいな普通の人間には、支えとなるモノが必要不可欠なんです。

 

僕も実践をしながら、仲間に助けられた部分は決して少なくありません。

今僕の周囲に居る起業家仲間は心から尊敬出来る仲間であると共に、楽しい時間を過ごせる特別な友人でもあります。

僕がそんなかけがえのない仲間を見つけるまでにやったことはただ1つ。

『環境を変えた』こと。

環境を変えてその環境に慣れてしまえば、気付いた時には変わってるんです。

悩んだ数だけ色んな人の気持ちがわかる

プロフィール

僕はその後、コミュニティの中での部活動の一貫としてアドセンスブログ実践者向けに特化したグループの部長を務めることになります。

順風満帆とは行かなかったからこそ得られた様々な試行錯誤の経験と知識を駆使して、

良いネタがあれば真っ先にグループチャットに投稿したり、

メディア媒体によって情報の信憑性の違いがあること、

一見良さそうに見えても実はダメなパターン、

モチベーションが下がってしまった時の考え方、

などなど少しでも力になれそうなことがあれば情報を共有してきました。

そうした自分の中にあるノウハウのアウトプットを通して僕も自分の中にある知識を整理することが出来たことで、僕の中にあるブログノウハウはより確かなものになりました。

あなたにとっての最高の”今”の実現へ

プロフィール

上司からパワハラを受けたことも、きっと僕にも嫌われるような悪い部分があったんだと思います。

もっと熱意を持って業務に取り組んでいれば、もしかしたら違う結果になっていたのかもしれません。

そこは僕も反省をしないといけません。

 

でも、そんな元いじめられっ子で精神すら病んだ僕でも今では「皆が同じ目標へ向かって切磋琢磨するコミュニティ」へ環境を変えたことをきっかけに、グループのリーダーを担い失った自分への自信を取り戻しただけでなく、心から尊敬できる最高の仲間とかけがえのない自分の居場所まで手に入れることができました。

 

SNSやインターネットの急速な発達などにより、特別じゃない個人が成果を出すことが現実的且つ身近なモノになりつつあります。

変化が当たり前の時代だからこそ、個人が成功するくらいのチャンスは確実に増えています。

最初の一歩が一番不安ですよね。僕もそうでした。

でも、

最初の一歩を踏み出す勇気が一番大切で、踏み出した人にだけ見ることが出来る景色がここにはあります。

 

時間は未来から過去へ流れているんじゃなく、今から未来へ向かって流れています。

まずは”今”から変えていかないと、未来は変えられません。

 

かつてあなたが思い描いた世界は行動の先にあります。

心が前を向いていれば大丈夫。

あなたの未来を始めましょう。”今”ここから。

起業、成功